ままごとコーナーでのエピソードです。
ケーキ用に切ったスポンジの上にビースを置いて、
きれいに盛り付けて遊んでいました。
そこに友達もきて、一緒に作り始めます。
「できた~!!」
すると、その様子をみていた別の子もきて、
「それ作りたい!」と同じように始めました。
「きいろがすきだから、きいろにする!」
と色にこだわりながら盛り付けていました。
ナイフで切り分けも(*^-^*)
最終的に、「ママとパパにあげる」と、冷蔵庫(本当はレンジ)
の中にきちんと閉まっていました(*^-^*)
そしてその様子を見ていた別の子も…
友達の姿をみて、「わたしもやりたい!」「つくってみたい」
という気持ちが伝染していくようで面白かったです。
一人で黙々と作っていたり、友達と一緒だったり…
作る目的も「お母さんに作りたい」や、
「ハッピーバースディしよー!」だったり…。
切り分けて、お皿に盛って、と遊びを展開していく子もいたり…。
やってみたいという一つの気持ちから、枝分かれして、
また別の遊びへと変わっていきます。
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園での生活にも慣れて、保育者との関係が築かれた後は、
少しずつ自分と同じ身近な存在の友達にも少しずつ興味・関心
が出てきます。
ケーキのエピソードも、友達に関心があるからこそ「真似したい」
と思えたのでなないかと思います。
友達への興味も個人差はあるので、一緒に遊んでいるように
見えても、実は別々のイメージの中で遊んでいることもありま
すし、まだ一人で遊ぶことの方が多い時期です。
その中で、子どもたちがそれぞれに友達に興味が出たときに
「一緒に遊ぶって楽しい!」という、友達と一緒にいる喜びを体験し、
自己を出し合い、時にはぶつかり合いながらも、人と関わる基礎が
育つように見守っていきたいと思います。
「たのしいね💛」