外遊びで他学年、他クラスの友達と遊ぶこと

最近外に出ると異年齢や、他クラスで混じって遊ぶ姿が多く見られます。

子どもたち同士で異年齢で群れて遊ぶ姿は外遊びの理想です。

教え合いや、学び合いが促されるからです。そしてポイントは自然に異年齢で遊ぶ場が生まれるということです。 

例えば、年少組が先生と川を作って樋に水を流していると「僕も入れて」と言って年中組の男の子がやってきました。

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さすが一つ上の年中組さん、水が沢山入った重い容器を1人で運んできました。

 

「僕も(私も)入れて」と他クラスや他学年の遊び集団に躊躇なく言えるのは、その子の積極性もあるのでしょうが。子ども達が他の子を受け入れる関係性にもなってきているのではないかと思っています。

 

特に外遊びは保育室の環境とは違って開放的なため、色々な子どもたちとの関わりが生まれやすい環境でもあります。

 

別な場所での樋遊びでは年中組の他クラスの子ども達(青とペールオレンジの帽子の子)や年長組の子(後ろでじょうろを持っているピンク帽子の子)が一緒にで遊んでいました。

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 ここでも年中組の子ども達が楽しそうに遊んでいるので年長組の子が「僕もやりたい」と言って遊びの仲間になりました。

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4、5歳児らしく樋で水を流して遊ぶだけでなく、溜まった水を生かして水路を作っていました。次に泥で水を堰き止めようとして、どうしたら水を塩ビ管から出さずに泥で塞ぐことができるか考えあっていました。

 

遊びの中で面白さを感じている所がそれぞれ違うのですが、皆がそれぞれのやりたいことを受け入れています。そして子ども達が面白いアイディアを考えた時に受け入れる姿がありました。

 

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サッカーでは年長組の3クラスがいつも混合で試合をしています。

最初はそれぞれのクラスでルールが違い、一緒に遊ぶとぶつかり合ってばかりいました。ですが、話し合いを通して共通の決まりを作ったり、守ったりして、大分仲良く遊べるようになりました。(サッカーのプロセスもとても面白いので今後ブログで紹介できればと思っています。)

 

新潟はこれから雨が続く季節になりますが、晴れた日は外の環境をしっかり整えて、生き生きと遊べるようにしていきたいと思います。