戸外遊びからの発見…~ひよこぐみ~

天気予報ではこれから年末にかけて、寒波がくるようですが、

今週の初めは晴れ間もあり、太陽の日差しが暖かかったので、さくらの庭と、

ゆずり葉の庭に分かれて遊びに行きました。桜の庭では…

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押し車が活躍中!歩くのが上手になってきた子、もう少しで一人で歩きそうな子も

この押し車が大好きで、自分で押して歩いています。

子どもたちはこの押し車一つでも、様々な遊びをしています。

 

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最初は普通に押して歩いていました。そして進んでいくと…

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もうひとつ押し車を発見!

すると一緒に押し始めました!少し重さが加わって力も入ります。

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壁につくと、満足したように笑っていたので、目的を持って遊んでいたのに気づきました(+_+)

 

遊んでいるうちに押す腕の力や足で地面を蹴る力が自然に身に付きます。

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そして、最近では砂遊びの遊び方も変わってきて、きちんとスコップやカップを使い、

すくったり、いれたりを繰り返して遊ぶようになってきました。

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何度も繰り返しているうちに、カップは持つと

入れやすいことがわかってきました。

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そして、ぱらぱら~。

「わああ~!!」と隣にいる保育者の反応が楽しかったようで、

声を上げて笑っていました(^○^)

 

ゆずり葉の庭では…

すべり台に挑戦!!

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“よいしょ!よいしょ!”

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「のぼれたね~」の言葉ににっこり!

初めは怖がる様子もありましたが、登れたことが嬉しくて、この後

何回も滑っていました!

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入園したころは一番小さかった子も今は歩くことが楽しいようで、広いテラスで

あっちへ、こっちへと歩いて遊んでいました。

 

 

成長・発達が著しいひよこ組の子どもたち。

それと共に遊び方も大きく変わっていきます。

日々の生活の成長が遊ぶ力になっていくひよこ組の子どもたちと“楽しい”“おもしろい”をたくさん見つけていきたいです。

 

 

 

ピノキオハウス 年末年始のおやすみ🎍

8月より始めたブログには、その時間を楽しんでいる親子の姿がいっぱい掲載されています。皆さんの笑顔がピノキオハウスに力を下さり、楽しく過ごすことが出来ました。

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足育講座に、英語でリズミック1・2・3🎵

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ママさんブラス☆ひかり音楽隊に癒され、ママヨガ教室では筋肉痛の方が続出でした。

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そして初めての試みで行った食育活動『親子で🍙つくりましょう!』は、あっという間に予約が埋まり参加できなかった方もいました。ごめんなさい🙇

来年も楽しい企画を皆さんと一緒に考え作っていきたいと思いますのでよろしくお願い致します。


今年は12月27日(木)~1月3日(木)迄お休みです。

新年1月4日(金)に開館となります。又元気に遊びに来て下さいね💛

どうぞお身体を大切によいお年をお迎えください。

砂遊び 〜充実した時間を過ごす〜


年中組の男の子達で砂遊びが大好きな子達がいます。

この日は砂場で山を作っていました。 

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最初は山を二人ほどで作っていてましたが、どんどんと子ども達が吸い寄せられるように「入れて」と集まってきました。 

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4人に増えどんどん山が大きくなっていきます。
 

山が大きくなると、今度は砂に水をかけて濡らし固め始めました。水を持ってくるのが楽しい子、山を作るのが楽しい子、それぞれが楽しいと感じている事をしながら山を作っていきました。

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 そうして高い山にした後、今度は「トンネルを掘ろう」ということになりました。

トンネルを掘るために今度は小さくて細長いスコップに変えて掘っていきます。

 

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スコップでトンネルを掘る時、大抵皆が好き勝手の場所から掘ってしまい、崩れてしまうことがあるのですが、この子達はトンネルを2つの入り口から順番に掘っていき、繋げようとしていました。

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さらに途中から入ってきた子どもの発想でまた面白くなっていきました。その子は砂山のトンネルではない場所から水の入ったジョウロを突き刺したのです。

 

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そうすると今まで掘っていた穴から一気に水が流れ出しました。

「(水が)きたきた!」「繋がった!繋がった!」と興奮する子ども達。子ども発想の豊かさを感じます。

 

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そこからどんどん水を流していきながら、穴を掘ってしっかりと繋げようとしていました。

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しかし、、

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 水を流しすぎて一方の入り口の方の砂山が崩れて穴が塞がれてしまいました。

 

だけどやる気は途切れませんでした。「またやり直そう」と元気よく言い、再度根気強く掘る姿がありました。

 

子ども達が遊び込み、遊びがどんどん発展していく時、そこに独特の空気感が出来ると言われています。

 

今回子どもたちが出していた遊び込みの空気感は台風のように沢山の人を巻き込んでいきました。最初は2人ほどで遊んでいた山づくりに、1人2人と他の友達が入り、最後には年長組の子ども達も3人加わり、大勢が関わって遊んでいました。

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そんな風に没頭して遊んでいた子どもたち 、片づけの時間がきてしまいました。

先生が「どうする?」と聞くと「壊す」と言って嬉しそうに踏み潰していました。

 

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壊していた時に山から出てきた製作物、山を固めるために友達がこれを入れたいと言って山のてっぺんに入れていたらしい。「濡れちゃったから乾かそー」と言って保育室に持っていきました

 

子どもたちは遊びに没頭し、次々と遊びを面白くしようと子どもたち同士で発展させていました。そして目的が深まっていき、共通のイメージの下、掘っていったトンネルが繋がった時の喜びは大きな充実感を感じているようでした。

これからも日々の遊びの中で充実感や達成感を感じて生き生きと生活して遊んで欲しいなと思っています。

 

寒い日の朝 あたたかい光景

寒い日の朝、玄関で出会った同じクラスの男の子と女の子

「(お部屋まで)一緒に行こう!」と誘い合っていたのですが、中々二人の思いがあいません。

 

最初は女の子が靴を履いている間に、男の子が先に階段を上がり始めてしまいました。

「待って待って」と女の子が後から追いかけます。

 

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今度は階段の踊り場で男の子が外を見ているうちに女の子が先に階段を登ってしまいました。

 

今度は男の子が「待って待って〜」と言って追いかけます。

 

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結局階段を登ったところで女の子が待ってくれていて、二人はやっと手を繋いで一緒にいく事が出来ました。

 

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そしてそのままクラスの中に入っていきました。

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寒い冬の日の朝、ほんのりと心が温まる光景でした。

 

 

果実をとって食べるという経験

愛泉こども園には

木のみの庭という様々な果実がなる木が生えている庭があります。

木のみの庭が出来てからまだ2年目なので、たくさん果実が実っている訳ではありませんが、今年は姫りんごがなりました。

 

 10月ごろ、年長組の子ども達は、姫りんごの黄緑色になった実を発見すると「これはなーに?」と興味を持って調べ始めました。

担任と調べるとこれは姫りんごという果実で「どうやら食べる事が出来るらしい」という事がわかりました。

しかし「姫りんごは美味しくない」という情報も、、、

一体姫りんごはどんな味がするのだろうかワクワクしながら赤くなるのを待つことにしました。

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それから随分経ったある日、子ども達が私(副園長)の所にやって来て、「姫りんごを食べてみていいですか?」と聞いてきました。

 

赤くなるまで待っている間に随分と鳥達に食べられてしまいましたが、ずっと楽しみにしていたので、残っている実をとって食べることにしました。

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「高くてとれないから先生とってー」とお願いされ採る所

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赤い姫りんごは熟しすぎていたのでほんのり赤みがかった姫りんごを採りました。

 

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食べられそうな姫りんごだけ採って皆で分け合いました。

 

いざ食べるとなると勇気がいるようでしばし逡巡の時間が、、

「最初に先生食べてみて」と言われたので子ども達の前で最初に私が食べてみました。

子ども達は少し驚きながら「どんな味がするの?」と聞いてきたので私が「これどんな味なんだろう?姫りんごの味かな?」と言うと、みんなで「せーの」と一口かじりつき始めました。

 

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「すっぱい」、「甘苦い」と渋い顔をする子、「やったこれはあたり!だって甘いもん」という子、または渋い顔で平気な顔をする子、色々な反応がありました。

 

結局みんなの中では姫りんごは当たり外れのある面白いりんごという結果になったらしいです。

 

 

自然にある果実をとって食べるという経験はとても大事だと思っています。

子ども達は「どんな味なんだろう」と味覚や嗅覚を存分に駆使して食べました。その経験は原体験として残るはずです。色々な感想がありましたが、今回味わった自然の味覚が記憶として残るでしょう。

また自然にある果実を食べるという行為は自然との繋がりを感じる上で重要な行為だと思います。花が咲き、実がなり、実の色が変わって食べられた事は、自然の恵みを感じ、自然を好きになる事が出来る素敵な経験だったでしょう。

ゆきと出会う~うさぎぐみ~

寒さも日に日に厳しくなってきましたが、うさぎ組の子どもたちは

その寒さを吹き飛ばすほど、元気いっぱいに外に飛び出していきました。

保育者が鬼やおおかみになって、おいかけっこをしたり、友達と一緒に走ったりと

体を動かしてポカポカになりました。

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庭の隅に解けていない雪を発見!☃

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スコップとお皿やお弁当箱など、自分たちで必要な物をもってきて、

雪を使って遊び始めました。

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雪のうえに葉っぱをのせて…(^○^)

 

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「みて~!つめたいよ」と上手に雪だけ集めて持ってきてくれました。

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雪の塊を持って、じっくりと形を見ている子も…

「つめたいけど、さわれるよ!」

光に当てるように見ていたので、キラキラしていたかな…。

しばらくじっと見ていました。

 

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雪を入れたおべんとう箱に、ピンクのお花を真ん中に置いて…

「うめぼしごはんだよ~!たべようね!」とままごとが始まったり…

 

普段は、砂や草を使っていろいろなもの(お弁当、プリン、ゼリー、チョコレート等)に見立ててままごとをしているのですが、白い雪だと、子どもたちは、ごはんに見立てたり、触った感触から、アイスクリーム、かき氷に見立てて遊んでいる子が多く、子どもたちのイメージする遊びにも変化が見られました。

 

 

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雪をスコップですくい…

 

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砂場まで運びます。

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それを砂と混ぜて…

「ゆきとすなはくっつくんだよ。まぜるとあいすくりーむになるんだー。」

と教えてくれました。

そして、また雪を取りに…。

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砂の入っているボールを、雪がある所の近くに持って行けば、

行ったり来たりしなくても…と思い声を掛けようかと思いましたが、

スコップいっぱいに入れた雪を、一生懸命落とさないように運ぼうとしている姿を見てこの行き来も遊びのひとつなのだと、気づきました。

砂や雪でボールの中がいっぱいになると、満足そうな表情で混ぜ、アイスクリームを作って遊んでいました!

 

これから冬本番でたくさんの雪と触れ合う機会があります。

この季節にしか出会えない自然物と関わって遊ぶことで、子どもたちがたくさんのことを感じて、その先の学びに繋がっていければと思います。 

 

12月10日(月)『ママヨガ教室』

講師は壺内梨絵さん(全米ヨガアライアンス認定インストラクター)

まずは座って優しい流れるような曲に合わせておしりをゆらゆら。

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体を隅々まで動かし、伸ばしてリンパを流していく。そして深い呼吸。息を吐くときは、お腹をへこます。普段と違う呼吸法に戸惑いながらも先生の優しい口調にお家の方達もヨガの世界に入っていきました。

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いつもと違うお家の方の様子にきょとんとする子どもや、ちょっといたずら?お腹に玩具を置いちゃった。

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一番きつかったのはこの動き。手足をぶらぶら💦美脚効果抜群だそうです!ママ達の動きも違いました。✨

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スッと電気が暗くなると一瞬静寂が…。瞑想の時間に子どもも一緒にスヤスヤ💤

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腰痛で悩んでいた方は、次の日少し楽になりましたと話されていました。

ママがリフレッシュして、ストレスを発散できる。そんな講座を今後も行なっていきたいと思います。