アトリエで、年長さんがこんなものを作っていました。
スポンジの両端にちょん、ちょん、と絵の具をつけて、
真ん中を紐できゅっと絞ります(ここだけお手伝い)。
はじめはスタンプにするつもりだったようですが、
ふと見ると、白い箱に並べて入れています。
思わず「おかしみたいだね」と声をかけると、
「うん、おかしにすることにしたの」と返ってきました。
昨日から続いている、この作り方が気に入ったようです。
外は寒くて身が縮むような冷たい風が吹いていますが、愛泉こども園では色々な所で心温まる場面が見られます。
最初は2歳児の2人組が隠れ家のようなスペースで絵本を読んでいた場面です。
自分たちだけのスペースでゆったりと読んでいる姿が微笑ましくカメラで撮りましたが、やっぱり2人だけの時間だったようで「ちょっと撮らないでよー」笑顔で言われました。
次は2歳児のお医者さんごっこ
ぬいぐるみが患者さんです。
手作りの聴診器を当てて診断したり、体温計で熱を図ったりした後に、熱冷ましのグッズやマスクをぬいぐるみに付けてあげていました。
患者さんによっては「今日は病院に泊まりまーす」と言ってベッドを用意していました。ベッドは椅子を二つ合わせて作った素敵なベッドで、良いアイディアだなと感心しました。
そろそろ片付けの時間になることを先生が伝えると、、
ぬいぐるみを並べて一気に診断、熱を測っています。ここでも子どもなりの考えに思わず笑みがこぼれます。時間がない中でお医者さんは結構良い判断をしたと思いませんか。
新たに2人が入院です。今日は3人で仲良くお泊まり
次は年少組です。
手を繋いで下を見ながら慎重に綱渡りをしています。
渡っている子は綱から落ちないためというよりはこの男の子と手を繋いで渡るのが嬉しいようで楽しそうに渡っていました。
頼られていた男の子も嬉しそうに最後まで手を差し伸べている姿が印象的でした。
この他にもたくさん心和む友達同士の繋がりや子どもたちの世界を見ることができた1週間でした。
今日は朝から雪がちらついていました。「ゆきだ~!」と嬉しそうに窓から見ていましたが、午前のおやつを食べ始めるころにはすっかり止み…。お部屋で遊ぶことにしました。
運動遊びのコーナーには、はしごと、牛乳パックをつなげて作った長方形の積み木をずらして並べてみました。
平らな道だとスイスイと進めますが、今日はバランスをとったり、足に力を入れないと
上手く進めません…。
でも、ちゃんと両手を上げて慎重にバランスを取りながら渡っています。どういう風に身体を使えばいいか、動かせばいいかが少しずつわかってくるので、やっていくうちに平衡感覚が育っていきます。
後半になってくると、身体の使い方、力のかけ方がわかってくるので、
スピードも上がります。
そして、無事渡りきると…
満足そうな笑顔!!(^O^)
達成感でいっぱいです!
またやりたいと、もう一度渡りに行っていました♬
子どもたちの渡り方もいろいろ違いがあり、
自分たちで渡り方を変えて遊んでいます。
四つん這いになったり…
うつぶせになりながら進んだり…。
お互いの渡る様子を見ながら、真似しあったりと、楽しそうに遊んでいました。
構成遊び……(ブロック遊び、積み木遊び)のコーナーでは…
最近はこのようにお友達同士で遊んでいる光景をよくみるようになってきました。
初めはつなげることが楽しかったり、自分一人の世界で車を作ったり、家を作ったりすることが多かったのですが、今はレゴの動物や、人形を手に持ち、
会話をしながら遊ぶことが楽しいようです。
「ピンポーン」「ピンポーン」「ピンポーン」
(はーいと、誰かが答えるまで言い続けます(^O^))
「はーい!だれですか?」
「キリンです」
「どうぞ、おふろにはいりたいですか~?」
「はいります!」
まだまだ続いていましたが、楽しい会話が繰り広げられていました。
会話を近くで聞いていたのですが、お客さんが来て、家の中に入って…とわかるくらい、子どもたちのイメージも出来上がっていたので驚きました。
この背景には、日々の絵本の読み聞かせや大人が語ってきかせるお話が子どもたちの
経験として積み重なっている ということがあると思います。
これからも子どもたちとたくさんのお話をして、自分で話を創り、表現することの楽しさを伝えていきたいと思います。
1月4日(金)から始まったピノキオハウス。笑顔いっぱいで沢山の親子が遊びに来てくれました✨
新年の設定は、お正月ならではの遊びを用意しました。風船羽子板、紙コップけん玉、牛乳パックコマにひも駒。赤ちゃん達はまず舐めて、少し大きい子ども達は触ってみて、大人は挑戦してみたり、それぞれの様子が見られました。
特に獅子舞いの反応は楽しいものでした。赤ちゃん達は獅子舞いとにらめっこをしたり怖がることなく笑顔で接近したのですが、2歳3歳のお子さん達は顔を背けたり恐々頭を噛んで貰ったり「獅子舞さんこっちこないで!」と、真剣な表情で訴え隠れる子。
怖いという感情の芽生えがよくわかるひとコマでした。(;´д`)💦
来週から親子遊びが始まります。初めての方もどうぞ遊びにいらして下さい。
お待ちしております。
連休明け1月15日(火)・17日(木)・22日(火)・24(木)「伝承遊び」です。
今日は3学期の始業式でした。
新年のお祝いに獅子舞さんがきてくれました。
年少組さんは皆びっくり、少し怖がるお友達もいました。
主任が獅子舞さんにインタビューをしています。
獅子舞さんから話を聞いた主任が「獅子舞さんに頭を噛まれると1年間元気でいられるみたいだよ、獅子舞さんに噛まれたい人」と言うと、沢山の子どもが手を挙げました。
今回は代表して各学年で1人ずつ、ステージに登って頭を噛んでもらいました。
頭をパクっ年中組の男の子は自分から何回も噛まれていました。
年少組の女の子も挑戦していました。
獅子舞さんは子ども達の頭を沢山噛んで大満足!勢いよく飛び跳ねながら
帰っていきました。
そして獅子舞さんが帰る頃には子ども達も慣れたようで、皆で手を振って見送っていました。
この1年子ども達が元気で過ごせるよう心からお祈りしています。
さて、
3学期は子ども達に大切にして欲しい気持ちが3つあります。
1つ目は楽しむ気持ちです。
こども園には楽しいことが沢山ありますが、何と言っても最初はカードゲームやお正月の遊びが流行します。ご家庭でご両親や親戚、兄弟と楽しく遊んだ経験があるからでしょうか
カルタ、トランプやUNO、百人一首の坊主めくりなどのカードゲーム、すごろく、福笑いなど様々なゲームを友達と一緒に遊んで盛り上がることと思います。
他にも子ども達が日頃から遊んでいる積み木や製作、ごっこ遊びなど始まるでしょう。
愛泉こども園で楽しい遊びを見つけて楽しむ気持ちを持って欲しいと思います。
2つ目はワクワクする気持ちです。
友達と一緒に遊ぶ楽しさや生活する楽しさを感じている子ども達、皆で協力してワクワクするような事を考えてやってくれるのではないかと思っています。
「ビー玉転がしを2階から園庭まで繋げたい」とか、「ケーキを作りたい」、「おでんを作りたい」、「(雪が降っていたら)スキーをしたい」等、そんなワクワクをこども園で見つけてほしいと思います。
もし子ども達がそんな思いを先生に相談してくれたら、是非叶えてあげたいなと思っています。
3つ目はやってみたいという気持ちです。
3学期になると紐ごまでの独楽回し、短縄や大縄、鉄棒、跳び箱など少し技能が必要で根気よく取り組まないと出来ない遊びも盛んになります。
子ども達にはまずやってみたいと思ったら、挑戦する気持ちを持ってほしいと思います。
先生達はそんな子どもの頑張る姿を見守ったり、励ましたりしながら、支えていきたいと思います。そして出来た出来ないではなく心の育ちに目を留めて、一緒に喜んだり、悔しがったりしながら共感していきたいと思います。
3つの気持ちを大切にして、ワクワク楽しみながら色々なやってみたいがみつかる子どもそしてやってみたいができるように子どもと話し合い、相談しながら遊んでいきたいと思っています。
最近、預かり保育(愛キッズ)に様々なカードゲームやボードゲーム、玩具を導入しました。
愛キッズは14時以降の預かり保育の時間を指します。愛キッズの時間では夕方まで年中組と年長組が2クラスの異年齢グループに分かれて遊ぶのですが、
去年の12月ごろ、異年齢グループで遊ぶ時間にボードゲームやカードゲーム、玩具を導入しました。
愛キッズに導入した理由は愛キッズへの期待感を持ってもらうためです。
14時で教育課程に係る時間が終わりになるので、一旦気持ちをリセットして「今日は何して遊ぼうかな♫」と愛キッズに期待して集まる事ができれば良いなと思いました。
また異年齢グループなので子どもたちの交流や経験が広がる時間でもあります。様々な遊びを通して愛キッズの時間ならではの楽しい時間を過ごして欲しいと思います。
それでは遊びの様子です。
一つ目は
かえるさんジャンプです。
カエルのお尻を弾いてジャンプさせて、バケツの中に入れていきます。飛ばす加減が難しく入った時はとても嬉しそうな表情を見せてくれます。
2つ目はテンポかたつむりというゲームです。
サイコロをふってでた色のカタツムリを進めていくボードゲームです。
最初に自分の色のカタツムリを選びますが、それぞれでた色のカタツムリを進めるので、誰が進めるかは運しだい、年齢関係なく誰もが1位になれるチャンスがあります!
だから負けても辞めずになんども「もう1回やろう!」と友達同士誘い合って遊んでいる姿がありました。
次はランプウェイというビー玉ころがしの玩具です。
2013年にGOODTOYにも選定された玩具です。
このランプウェイには支柱があり、本当はこのように建てて使うのですが、
子ども達の使い方がとっても面白くて創造的です。
この子達は、支柱をトンネルとして使っていました。「下はトンネルだよ」といって支柱の中にもコースを作り、上下のビー玉コースを作っていました。
さすが日々様々な素材でビー玉転がしを作っているだけの事はあります。
素材の特性を利用して自分たちでコースを作り、本来の使い方にとらわれない使い方をする発想力は目を見張るものがあります。
それでも課題はあり、下のトンネルのコースは上手くビー玉が転がらない様子でした。そこでどうしたら転がるかランプウェイを調整していましたが、難しそうでした。この先試し、実験しながらトンネルのコースも上手く転がるようになるのかどうか楽しみです。
最後に紹介したいのはNANUという遊びです
記憶系のゲームでたくさんある絵カードの上に色のついた5個のキャップを置きます。一人一人順番に色のついたサイコロをふって、でた色のキャップの下に何の絵があるかを当てるゲームです。ぞう、りんご、カバンなど色々あります。(写真は終盤で絵カードが少ないですが、本当は沢山の絵カードがあります)
当たるとそのカードをとることができ、またそのキャップを他の絵カードの上に置きます。置くときは「〇〇の上に置きました」とちゃんと皆に言います。
どんどん記憶するものが変化していくちょっと難しいゲームなのですが、、、
子ども達の遊び方がこれまた独自のルールを持っていて面白いのです。
これはキャップの下にあるカードの絵を当てて、たくさん絵カードを取った人の勝ちになるゲームです。
ですが、この子達のルールはキャップの下にある絵カードが何かわかる人は誰でもヒントを出しても良いことになっています。例えば猫だった「にゃー、にゃー」とかサッカーボールだったらサッカーのジェスチャーをしたりします。
なのでキャップの下に何の絵があるかわからなくても、他の子が分かっていればその子がヒントを出すのです。
だから皆絵カードを取ることができます。
子ども達のこの遊びの楽しみは勝ち負けではなく、変化していくキャップの下の絵カードをどうやって皆で取っていくかというところなのです。
だから最終的に参加者皆がキャップの下に何の絵があるか忘れてしまうと、、
奥の手、誰か1人キャップの下の絵カードをこっそりみて、ヒントを出せるというルールまであります。
みんな絶対に絵カードを取りたいという気持ちが生んだルールですが、
自分たちでルールを把握した上でどうしたら皆が楽しく遊べるか創意工夫してルールを作り加えていく姿があり、その中で社会性や規範意識などの育ちを感じました。
このボードゲームからどのようなルールが生まれどのような経験ができるか楽しみです。
これからも「愛キッズならでは」の経験ができる内容を積極的に位置付け、愛キッズの育ちを大切にしていきたいと思います。
あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い致します。
お正月の休みも終わり、子どもたちもいつもの生活に戻りました。
お正月にあった嬉しかったこと、楽しかったことをニコニコで教えてくれました。
お部屋を覗くと、お絵かきなどの製作のコーナーに女の子たちが集まっていました。
お互いに書いている絵を見合ってお話したりと、
子どもたち同士での会話がぐんと増えたように感じます。
おままごとコーナーでは…
この季節ならではのおもちが登場!
網でおもちを焼いています。トングの持ち方も上手です(^O^)
お正月はお家でいっぱい食べたのかな⁉
そして、もう一つの製作コーナーでは、凧作りをしていました。
ビニール袋に好きなシールを貼ります。
どんな凧になるのかな(^O^)
「たこつくろうね~」「たこできたかな~?」と保育者が話しかけると、
一人の男の子が少し怒ったように
「さかなつくってるの!」と言いました。
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よく考えてみると…その子は凧=海にいるタコを連想していたようで、
保育者が「たこ、たこ」と言っているのを聞いて、自分は「さかな」を作っているのにと思い、怒っていたというかわいいエピソードもありました(^O^)
(上の写真をみると魚に見えます…)
自分なりにこういう物を作りたい!という思いがしっかりと根付いている、ということを教えてもらったエピソードでもありました。
魚の凧完成!(^O^)
作った凧を持って桜の庭へ…
走って走って凧上げです。
寒さも忘れ夢中で走る子どもたちでした!
冬ならではの遊びを取り入れながら今年も楽しく過ごしていきたいと思います。