10月も下旬になりました。最近は台風や雨がよく降っていますが、それでも晴れた日は心地よい暖かさです。
子どもたちは園庭で少し高度の下がった太陽が眩しくも心地よさそうに心と体を動かして遊んでいます。
そんな中で虫探しをしていた年少組の子どもたち
もう10月の下旬ですが、まだバッタやカマキリはいます。トンボも、チョウチョも飛んでいます。
子どもたちが蝶々やトンボを見つける度に「こっちにいたっ!」「こっちだ!」とふらりふらりと虫に導かれて走っていきます。
ですが中々捕まえる事ができず、蝶々もトンボも飛んでいってしまった後、他の友達がコガネムシをみつけました。
「あっ虫いた!」と興奮してコガネムシを虫網で捕まえますが、
その後が問題です。子どもたちの中に手で掴める子どもたちがいませんでした。
結局子どもたちはコガネムシを虫網で捕まえては逃す、の繰り返しでした。いざ手で捕まえる!となると躊躇する姿は年少組さんらしいですね。
年中組の子どもたちは幼虫を捕まえるために一生懸命穴掘り、何匹捕まえたの?と聞いたら「100匹」と教えてくれました。
もちろんそんなにいませんが、虫カゴの中にを覗いてみると沢山入っていました。
虫を探すことは子ども達の大好きな遊びの一つです。自然を身近に感じる大切な遊びでもあります。
ですが段々と少なくなってきています。季節の移ろいも虫探しをすることを通して感じていくのではないでしょうか。
多分子ども達はトンボやバッタ、蝶々がいなくなるまで虫探しをするでしょう。
虫がいるまで見つけること、それは自然と関わることで色々な自然の情報を得るフィールドワークの基本にも繋がっているのではと思ってしまいます。
子ども達がこれから捕まえてくる虫の種類にも注意しながら、子ども達はどんなことに気づくのかしら?と楽しみにしたいと思います。