愛泉こども園に空飛ぶ船という遊具があります。
空飛ぶ船には1本のロープを登って上に行く所があるのですが、
これが結構難しいのです。年長組でも上まで登りきるのが難しい。
そんな中、ゆっくりと力強く登りきった年長組の女の子がいました。その女の子に続いて次は同じクラスの男の子が登ります。
男の子は何回か落ちても諦めずに登ろうとします。それを上から見守る女の子
男の子が必死に登っていると、ふわりと女の子が手を差し出しました。
女の子に支えられながら男の子は頑張って上まで登りきりました。
登りきった後に達成感があったようでとっても嬉しそうです。
手を借りながらも自分で登りきったという達成感を感じるような手の差し出し方です。
きっと女の子が手助けしたのは力ではなく励ます気持ち、友達同士で協力関係が育まれている育ちも嬉しいですが、
人に対して自然に手を差し伸べることは見ていてとても清々しい行為だなぁと
思いました。
最近穏やかな天気が続いており、外では体を動かして遊ぶ子どもが沢山います。
最後まで遊びきって卒園して欲しいと思います。