うさぎ組では最近なりきり遊びが盛り上がっています。
子どもたち同士で役になりきってストーリーがどんどん広がっていきます。
今日はお医者さんごっこのコーナーを用意しました。
熱を測って薬をぬっています。
人差し指で優しく塗っていました。(^O^)
いつもは注射器や体温計、聴診器などで遊んでいましたが、
遊びが広がるように、包帯を出してみました。
『包帯を巻く』というのは一度包帯を持ちかえたり、後ろに回したりしなければ
巻けないので、なかなか難しいです。
でもこの難しさ、なかなかできない所が子どもたちの集中力をアップさせるのか、
真剣な表情で巻いていました。
ふと、製作コーナーをみると、緩衝剤をカップに入れて何かを一生懸命作っていました。
「なにをつくっているのかな?」と気になって見ていると、
お医者さんごっこのコーナーへ…
「まるくん、だいじょうぶ?」
「マシュマロのくすりだよ!」
と優しくだっこして、おかあさんのようにお薬を飲ませていました。
その時、自分で薬を作っていたこと気づきました。
最近製作コーナーで自分で作ったものを使って遊んだり、
遊びに足りないものを「これつくりたい!」といって作って遊ぼうとする
姿が見られるようになってきました。
「はい!ちゅうしゃしまーす」
「わたしもちゅうしゃでーす!」
子どもたち同士なので、患者さん一人にお医者さん二人というおもしろい設定でお話が進んでいきます。
その中でも、こどもたちの会話を聞いていると、
「こわくないですよ」「すぐおわりますから~」と
相手を気遣うような言葉も聞こえてくるようになりました。
また、今までは注射をして終わりでしたが、今では「どこがいたいですか?」など、
いろいろな症状を聞いたり、励ましたりする言葉が出てくることで、遊びが広がり、
行為だけではなく、会話を楽しむ姿も見られるようになってきました。
「はい!なおりました!」