自然の恵みであそぶ~りすぐみ~

少しずつ気温が下がり、寒い日も多くなってきましたが、

戸外では元気な声が響いています。

今回は最近のりすぐみの戸外遊びの様子を

お伝えしたいと思います。

f:id:aisen-k:20191108151224j:plain

ゆずり葉の庭は、どんぐり等の木の実や、落ち葉を

用意しています。

 

 

f:id:aisen-k:20191108151423j:plain

お料理の道具に使ったり、飾り付けに使ったり、

遊びの幅がどんどん広がっています。

f:id:aisen-k:20191108151656j:plain

『せんせい どーぞ』

「ありがとう」

保育者とのやりとりも増えます(*^-^*)

f:id:aisen-k:20191108152036j:plain

自然物を用意しているテーブルには

代わる代わる子どもたちがやってきます。

f:id:aisen-k:20191108152207j:plain

同じ形、同じ大きさのどんぐりだけを選んで

黄色のカップに入れていました。

選ぶ木の実も、遊び方もそれぞれ違うので

おもしろいです。

 

赤い実だけを一生懸命探して、

砂の上に乗せている子も…。

f:id:aisen-k:20191108152415j:plain

f:id:aisen-k:20191108152534j:plain

探していたものがみつかると、

宝物を見つけたかのように素敵な笑顔を

みせてくれる子どもたち。

 

転がっている石ころ一つでも、子どもたちに

とっては大切なものになるんですね。

 

 

f:id:aisen-k:20191108152926j:plain

草を抜いて根っこに小さなさつまいものような

球根がついているのを見つけ

「おいも~!」と

大喜びの子どもたちです。

 

そして、その抜いた草はどう使うかというと…

f:id:aisen-k:20191108153123j:plain

また別のお友だちが野菜に見立てて、スコップで切ろうと

頑張っていました。スコップは包丁のようです。

「きれない…きれない…」と言いながらも

お母さんのように料理していました。

 

 

f:id:aisen-k:20191108153507j:plain

かくれんぼしている子を発見!

「み~つけた!」

というとニッコリ笑顔(*^-^*)

f:id:aisen-k:20191108153741j:plain

嬉しそうに走ってきてくれました。

 

テラスでも…

f:id:aisen-k:20191108154139j:plain

       「よーいどん!」

 

f:id:aisen-k:20191108154427j:plain

寒くても、走ったり、庭を散歩して

身体を動かして遊んでいます。

 

戸外遊びも終わりに近づいてきた頃

一斉に空を見上げる子どもたち。

f:id:aisen-k:20191108154555j:plain

f:id:aisen-k:20191108154725j:plain

きれいな秋空にヘリコプターを見つけました。

 

たのしい・おもしろい・やってみたい

がたくさんつまった秋の自然がいっぱいの園庭で

今後もいろいろな子どもたちの発見に寄り添い

ながら育ちを見守っていきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

運動会を前に 色々な遊びを通して体を動かす楽しさ つぼみ・年少・年中

いよいよ運動会が明日に迫りました。

 

子ども達は伸び伸びと体を動かす楽しさを感じているようです。

 

つぼみ組の子ども達です。

f:id:aisen-k:20191107164631j:plain

バスの運転手になって自由に走り回っています。

一緒に手を繋ぎながら走る姿もありました。

f:id:aisen-k:20191107164605j:plain

 

f:id:aisen-k:20191107172035j:plain

今度は二人組になって踊りを踊っています。

一緒に走ると嬉しいな、一緒に踊ると楽しいな、と友達と一緒に遊ぶ楽しさを感じているように思います。

 

運動会の日は、今度はお家の方と一緒に心と体を動かして踊ったり、走ったりするでしょう。

 

先日行った鳥屋野体育館で年少組さんがかけっこをしている様子です。

f:id:aisen-k:20191108125505j:plain

f:id:aisen-k:20191108130415j:plain

f:id:aisen-k:20191108130448j:plain

体を弾ませながら、生き生きと走っています。

この子ども達の笑顔から走る喜びが伝わりますね。

かけっこでは友達と一緒に走りながら心と体を動か楽しさを味わってほしいと思います。

 

 

年中組はリレーや玉入れ、綱引き、踊りなど体を十分に動かして、遊ぶ姿が見られます。

年中組を見て改めて思うのは友達と一緒に活動を楽しむことの充実感、満足感が先にあるということです。

勝っても負けてもまたやりたいという気持ちがいつも感じられます。

 

 

玉入れの前のダンスで踊る子ども達

f:id:aisen-k:20191108143027j:plain

 

 

 

f:id:aisen-k:20191108143059j:plain

 

リレーで自分の力を発揮して走る子ども達、笑顔だったり真剣だったり、、

f:id:aisen-k:20191108150413j:plain

 

f:id:aisen-k:20191108150442j:plain

 

玉入れ、リレー、綱引き、どれも子ども達は最初に「皆で頑張るぞ!エイエイオー!」

と応援合戦をします。勝ったり負けたりして嬉しい気持ちや悔しい思いを感じます。

皆で一つ一つの競技の中で感情を共有することで人と関わる力が育っていきます。

 

 

今年は楽しい、もっとやりたいが感じられる運動会を目指しています。

踊りが、リレーがかけっこが、、運動会が終わった後もまたしよう!と子ども達から声が聞こえると嬉しく思います!

年長組のリレー

秋も深まり寒くなってきたましたが、年長組は熱いリレー大会を繰り広げています。

 

f:id:aisen-k:20191106190233j:plain

 

今年の年長組リレー大会は一人ひとりがトラックを1周回って交代していくリレーにしました。理由は大きく二つあります。

一つは3年前から自然豊かで広い園庭の中で起伏のある場所を伸び伸びと走りながら体を動かす充実感を味わってきた子どもたちです。なのでその子ども達の走る力を最大限引き出すためにはどうしたら良いかを考えました。

 

二つ目は走っている子ども達の動きを最後まで見れるようにするためです。リレーは皆で一つの目的を達成するために協力して活動する充実感を味わうことが出来ますが、充実感に加えて子ども同士の学び合いが促されないか考えました。他の子どもの動きをみて自分と比較したり、参考にしたり、何か気づきが生まれるのではないかと思いました。

 

ちなみに去年まで、というよりこれまで20年以上、直線を走りコーンで折り返してバトンを渡していく方式でした。

 

 

実際にやってみると、色々な発見がありました。

 

1つ目は子ども達の動きがよりダイナミックになりました。

スピードを上げてぐんぐんと加速していくので、迫力があります。

 

直線方式の時はコーンの折り返して一度減速しなくてはいけませんでした。

ですがバトンを渡すまで走りきることができるので自分の持っている力を発揮できるようになったと思います。

f:id:aisen-k:20191106190340j:plain

f:id:aisen-k:20191106190835j:plain



  

2つ目はバトンを落とす子どもが少なくなりました。

f:id:aisen-k:20191106190456j:plain

 

f:id:aisen-k:20191106193402j:plain

もちろん各クラスでのバトンを受け渡す練習や作戦を立てている事もありますが、単純に最初にしたリレー大会の時から以前の直線方式と比べてバトンを落とす子どもがあまりいませんでした。

それはどうしてなのかははっきりとはわかりませんが、下図1のようにバトンを渡す子どもと受ける子どもの走る方向が同じだからではと思っています。

 

f:id:aisen-k:20191106180434p:plain

図1:トラック1周方式のリレー

 

直線方式だと下図のようにバトンを渡す子どもと受ける子どもの行く方向が逆ですから、お互いの勢いがぶつかってしまいます。

 f:id:aisen-k:20191106175950p:plain

 図2:直線方式のリレー 

 

 

3つ目は子ども達の一体感です。

自分のチームを一生懸命応援する子ども達が多くなりました。

図3のように1周回るので頑張って走っている子どもの姿が最初から最後まで良く見えます。

f:id:aisen-k:20191106183653p:plain

図3:トラック式リレー走っている所を見ることができる

 

そして相手チームと一緒のコースを走るので、後を走っている子どもは追い抜こうとし、前を走っている子どもは差を詰められていく臨場感を感じる場面も見られます。

そういった姿を見て応援したい気持ちも高まるのでしょう。

 

f:id:aisen-k:20191106193026j:plain

 

 

 

もちろん今まで行なっていた直線方式のリレーでも良い所はたくさんありました。

折り返しのコーンを回る時にどうすると早く回れるか考えて話し合うこともできます。

また先程話したように直線方式のリレーはバトンの受け渡しが難しいからこそ、どうやったらバトンを落とさず且スムーズに次の走者が走れるかを考える事も出来ました。

直線を走って帰るだけなので、シンプルで分かりやすく目的もはっきりするので。

そして皆で協力して一つの事を達成する充実感もありました。

 

 

ただトラック1周形式は年長組だからこそ、自己発揮しながらクラスの集団としての形成力も高めることができるのだと思っています。

 

私たちも子ども達も、新しいリレーの方式になったことで、色々な発見と気づきがあります。基本的に先生は早く走れる方法が分かっても、子どもの気づきを大切にして言わないようにしています。子どもが意欲的に取り組む中で色々な事を考え、話し合いクラスとして協同する力を育て充実感や達成感を感じられるようにしていきたいと思います。

 

f:id:aisen-k:20191106191158j:plain

作戦会議をしている子どもたち

 

 

f:id:aisen-k:20191106193301j:plain

初めて1位をとって喜ぶ子どもたち

 

 

 

自然の恵みで遊ぶ~ひよこぐみ~

今日は秋晴れの良い天気🌤

ひよこ組の子どもたちはゆずり葉の庭で遊びました。

 

最近は自分で靴を履こうとしたり、

マジックテープをくっつけようとしたり、

自分でやりたい気持ちが出てきました。

f:id:aisen-k:20191031162643j:plain

この気持ちを大切にしていきたいです(*^-^*)

 

ゆずり葉の庭では、落ち葉やどんぐり、松ぼっくり

等を用意して遊んでいます。

ひよこ組の子どもたちも興味津々です!

f:id:aisen-k:20191031162855j:plain

どんぐりをカップに入れ、

『カラーン、コロコロ』

という音を楽しんでいます。

よく聴いています(*^-^*)

f:id:aisen-k:20191031163128j:plain

1歳児クラスでは、どんぐり等を、ままごとに使う事が

多いのですが、

感覚、音、手触りで楽しんでいる姿をみて

0歳児クラスは、確かめて、感じて、遊んでいると改めて

気づきました。

 

 

何かを探すように歩いています。

f:id:aisen-k:20191031163514j:plain

      

       『あった~!!』

f:id:aisen-k:20191031163612j:plain

カップを持ちながら歩き、自分で見つけた

落ち葉や松ぼっくりを大切そうに入れていました。

f:id:aisen-k:20191031165149j:plain

宝物がたくさん詰まったカップ

満足そうな表情です。

 

ままごとのテーブルでは…

f:id:aisen-k:20191031165255j:plain

りす組の友だちも『なにやってるの~?』

とひよこ組の子の遊びを見に来ていました。

 

f:id:aisen-k:20191031165442j:plain

なにをしていたかというと…

松ぼっくりを少しずつ分解して

パラパラ~と砂の上に落としていました。

開いている部分がたくさんあるので、

じっくりと集中して遊んでいました。

 

砂場では…

f:id:aisen-k:20191031170252j:plain

まだ友だちという意識ではないのかも

しれませんが、同じ部屋で遊んでいる子の近くで遊ぶように…。

一緒に遊んではいないのですが、

お互いが何をしているのか気になり、

自分の遊びをしながらも、隣の子の姿も見ていました。

気になる存在になってきたことに成長を感じます。

 

 

f:id:aisen-k:20191031170726j:plain

    『かんぱ~い!!』

    お気に入りの遊びです。

 

 

こちらでは

松ぼっくりをすくおうと頑張っています。

f:id:aisen-k:20191031171042j:plain

一つもすくえず、終わろうとしていました。

おたまは扱うのが難しそうだと思い、

レンゲを渡しました。すると…

f:id:aisen-k:20191031171128j:plain

こんな小さなオナモミも上手にすくって、

隣の皿へ移していました。

そこからこのお皿にある松ぼっくり

移し始めます。

f:id:aisen-k:20191031171349j:plain

おたまからレンゲに…。

道具一つ変えただけで、遊びが変わり、

本人のやりたい気持ち、楽しいと思う気持ちも

膨らんでいった気がします。

 

季節が移り替わり、様々な自然物で遊ぶ機会が増え、

それと共に、子どもたちの遊びの幅も広がり

じっくりと遊びに向かう事が多くなりました。

 

子どもたちの遊びを豊かにしてくれる

自然の恵みに感謝したいと思います。

 

 

 

 

 

秋の虫探し

10月も下旬になりました。最近は台風や雨がよく降っていますが、それでも晴れた日は心地よい暖かさです。

子どもたちは園庭で少し高度の下がった太陽が眩しくも心地よさそうに心と体を動かして遊んでいます。

 

そんな中で虫探しをしていた年少組の子どもたちf:id:aisen-k:20191028181232j:plain

 

もう10月の下旬ですが、まだバッタやカマキリはいます。トンボも、チョウチョも飛んでいます。

 

子どもたちが蝶々やトンボを見つける度に「こっちにいたっ!」「こっちだ!」とふらりふらりと虫に導かれて走っていきます。

 

f:id:aisen-k:20191028181408j:plain

 

f:id:aisen-k:20191028181521j:plain


ですが中々捕まえる事ができず、蝶々もトンボも飛んでいってしまった後、他の友達がコガネムシをみつけました。

 

「あっ虫いた!」と興奮してコガネムシを虫網で捕まえますが、f:id:aisen-k:20191028181558j:plain

 

その後が問題です。子どもたちの中に手で掴める子どもたちがいませんでした。

 

結局子どもたちはコガネムシを虫網で捕まえては逃す、の繰り返しでした。いざ手で捕まえる!となると躊躇する姿は年少組さんらしいですね。

 

年中組の子どもたちは幼虫を捕まえるために一生懸命穴掘り、何匹捕まえたの?と聞いたら「100匹」と教えてくれました。

f:id:aisen-k:20191028181202j:plain


 

もちろんそんなにいませんが、虫カゴの中にを覗いてみると沢山入っていました。

 

 虫を探すことは子ども達の大好きな遊びの一つです。自然を身近に感じる大切な遊びでもあります。

ですが段々と少なくなってきています。季節の移ろいも虫探しをすることを通して感じていくのではないでしょうか。

 

多分子ども達はトンボやバッタ、蝶々がいなくなるまで虫探しをするでしょう。

 

虫がいるまで見つけること、それは自然と関わることで色々な自然の情報を得るフィールドワークの基本にも繋がっているのではと思ってしまいます。

子ども達がこれから捕まえてくる虫の種類にも注意しながら、子ども達はどんなことに気づくのかしら?と楽しみにしたいと思います。

 

 

ピノキオハウス『親子で🍙作りましょう!』

10月18日(金)にピノキオハウスでは『親子で🍙作りましょう!』を行いました。

この活動はJA新潟県農業協同組合中央会より、「ごはん食」の普及推進を目的とした活動で、昨年も行ったところ大好評の企画となり、今年度も参加させていただくことが出来ました。

f:id:aisen-k:20191021155819j:plain

美味しい🍙を食べる前に、皆で元気にエビカニビクス❕❕でハッスルハッスル💛

f:id:aisen-k:20191021160226j:plain

お隣のお部屋に移動して、子どもと一緒に作るおにぎりの説明を真剣に聞くお家の方達。子ども達も聞き入っています。紙コップに炊き上がったお米を入れてラップで蓋をして輪ゴムを付けたらフリフリタイムの始まりです。あっちっち~💦

f:id:aisen-k:20191021163653j:plain   f:id:aisen-k:20191021163620j:plain

昨年参加のお友だちは作り方も覚えていたのか笑顔でシャカシャカフリフリ😊

ピカピカした🍙が出来上がると早速パクリと頬張る子ども達。

f:id:aisen-k:20191021164438j:plain

f:id:aisen-k:20191021164531j:plain

「おいしい~💖」そんな声が聞こえてきそうな表情ですね。「白米だけであんなに食べるとは思いませんでした。」「ふりかけを持ってきたけれど必要なかったです。」「家では白米を食べないのに、びっくりです。」

f:id:aisen-k:20191021164733j:plain

お兄ちゃんの美味しそうな顔に私も一緒にモグモグ。

f:id:aisen-k:20191021165344j:plain

「ママもどうぞ。」美味しさを親子で分かち合う子も。

f:id:aisen-k:20191021165239j:plain

「フリフリ、🍙こんな風に作ると簡単に出来るね。」食べない、好き嫌いが出始めるこの時期に親子で楽しみながら作るご飯はとても美味しかったようです。

f:id:aisen-k:20191021170008j:plain

大きなお口でガブリ!今回はあっという間に予約が埋まってしまいました。来年も又企画してほしいです。そんな嬉しい声を沢山頂きました。

お米の美味しさ、作って頂いた方への感謝をしながらの活動となりました。

 

ピノキオ通信 11月号

ピノキオ通信11月号が出来ました。今月はお家の方と赤ちゃんも一緒に👶芸術の秋を楽しんで頂こうと、昨年度好評だった「ひかり音楽隊」の皆さんによる演奏会の企画をしております。予約制ではありません

日時:11月28日(木) 10時半開始(参加の方は10:15迄においで下さい。)

場所:愛泉こども園の遊戯室

演奏者:ひかり音楽隊(新潟市を拠点に活動しているママさん吹奏楽サークルです。)

赤ちゃんは気まぐれです。演奏中泣いてしまっても心配しないでください。昨年はスヤスヤ寝てしまう子いました。ピノキオハウスも開いているので途中退席もできます。

 

「ゆたぴー先生の作って遊ぼう。」も11月29日(金)にあります。こちらは予約制で11月1日(金)から予約開始となっております。

 

11月号通信は下記をクリックしてください。

https://www.city.niigata.lg.jp/chuo/shisetsu/kosodate/tiikikosodate/pinokiohouse.files/pinokio1911.pdf